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タイ政府、中国政府と共同で高速鉄道を

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(写真は、8/23から営業運転を開始したエアポートリンクのパヤタイ駅からBTSを見る)

タイ政府、中国政府と共同で高速鉄道を
TMOタイの動き2010.9月号


目次
1.民主党、都議選では圧勝(非常事態宣言下)
2.タクシン元首相のカンボジア政府顧問辞任で両国の対立緩和
3.タイ中銀、8/25に追加利上げ実施
4.タイ航空、タイガー航空と格安航空会社設立へ
5.PAD幹部、空港占拠から20ヵ月後に警察へ出頭
6. タイ政府、中国政府と共同で高速鉄道を

1.非常事態宣言が発令されているなかで、民主党圧勝
バンコク都議会、区議会選挙が8/29に実施。投票率は前回並みの42%。
都議会定数61に対して、民主党が46、野党のタクシン支持政党が13議席。
また、区議会議員については、総定数256に対して、民主党210、野党のタクシン支持が39、無所属が39であった。野党は、兵士が立ち会う選挙で、支持者が無言の圧力を受けた、として抗議の声もでている。
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(警官だけではなく兵士も投票所に立会い)

2.カンボジアとの対立緩和
2006年にフンセン首相がクーデターで失脚したタクシン元首相を、政府顧問に招いたことから、タイ政府がカンボジア駐在大使を召還。同時に、カンボジアもタイ駐在大使を召還して両国の関係は冷ややかになっていた。また、プレビハール寺院の世界遺産に登録して、タイ領土内にカンボジア国の世界遺産が登録された、として登録に反対を表明している。その後も、国境周辺では、両国の軍部の小競り合いもあり、タイの民間人がカンボジア軍に捕まっていた。
8/23、タクシン元首相から多忙のため政府顧問を辞退する、との発言を受けて、直ちにタイ政府は歓迎を表明。タイは駐在大使を改めてプノンペンに派遣。カンボジアもタイ駐在大使を赴任させた。また、捕らえられていたタイ人を釈放するなど、両国の対立が緩和されてきた。

3.8/25 タイ中銀、0.25%の追加利上げ実施 
タイの経済成長率が各機関とも年度中央に7.5%に上方修正されているなど、タイの景気が予想以上に着実な歩みを見せていることから、超低金利を是正する良い機会だとして、7/14に続いて、追加利上げを実施した。政策金利は今までの年1.5%から1.75%になった。
なお、タイバーツ高が進行して、1ドル=31バーツまで推移している(8/31)

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by tmobkk | 2010-09-01 08:49 | タイの動き | Comments(0)  

アビシット首相の和解までのロードマップ

TMOタイの動き2010.5月号
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目次
1.国王即位60周年
2.アビシット首相の和解までのロードマップ
3.UDDの勝利か、政府の敗北か
4.ロードマップと4.10事件の真相解明へ
5.PAD、久しぶりの登場
6.UDD占拠地区の損害

1.プミポン国王、即位60周年

 1950年に国王に即位をされたプミポン国王は2010年5月5日にシリラート病院をでて王宮に赴かれて即位60周年の祝賀行事など執り行われた。
 久しぶりに国王が国民の前に顔を出されて王宮前に集まった官僚、国民の中には涙ぐむ顔も見られた。

2.アビシット首相、5/3和解へのロードマップ
 反政府運動UDD(通称、赤シャツ隊)が要求する、国会解散を11月実施する前提でアビシット首相は5月3日和解へのロードマップを発表。
 これに対して5月4日UDD幹部は歓迎を表明。正式な国会解散を見守るため、当面はバンコクの中心街を占拠するが、近く撤去の意向を示している。
 他方、5月6日反タクシン派を組織したPAD(通称、黄シャツ隊)の幹部はUDDの要求に屈したような形となる国会解散に反対をしている。
 首相が和解へのロードマップを発表した大きな要因としては、次のことが考えられる。
 4月10日の政府軍とUDDが衝突して25名もの死者、800名を超える負傷者を出したことから、4月14日にはアヌポン陸軍司令官は、もし陸軍が強攻策をとって占拠したUDDを追い出すと、これ以上の犠牲者を出すことから強攻策をとらないと言明していた。
 また、民主党としても選挙法の違反から選挙委員会が政党解散を請求し、検察側も裁判所に訴追をしている。いずれ、政党解散となれば、その前に民主党としても国会解散に出るしか、方法が無かったと見られる。
 加えて、タクシン元首相も2月の裁判で財産の3分の2以上が国庫に没収されたことから、これ以上のUDD側を支援する資金が出せなくなった、とも見える。
 なお、この動きから証券市場は歓迎の意向を示して、株価は大幅に上がった。また、経済界、外資、世論から見て国民の多数はアビシット首相の提案に歓迎をしている。
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by tmobkk | 2010-05-09 10:40 | タイの動き | Comments(0)  

UDD(反政府運動)、アビシット首相と直接対話も平行線

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タイの動き2010年4月
目次
1.UDD(反政府運動)、アビシット首相と直接対話も平行線
2.国内安全保障法、施行延期
3.景気拡大を持続(中銀発表3/31)
4.メコン国首脳会議、ホアヒンで(4/4-5)
5.今年のモーターショー、参加企業が復活
6. ソンクラン近し、タイの水不足が乗り切れるか



1.UDD(反政府運動)、アビシット首相と直接対話も平行線
政府からの対話呼びかけもあって、UDD幹部は3月28日、29日の連日、アビシット首相との対話があったが、議論は平行線をたどった。
UDDは15日以内の国会解散を要求。
アビシット首相は、現状国会解散をしても対立は平行線。憲法改正、新年度予算を成立させてからでないと責任を果たせないと、拒否。
UDD幹部は対話を中止して、抗議行動を拡大させると宣言。
アビシット首相がブルネイ出張からもどる4月1日にも再度の対話が予定されているが、予断を許さない。ロシアからネットを通じてUDD参加者に呼びかけているタクシン元首相もアビシット首相が一人では判断できない、と非難し、対話路線の打ち切りを呼びかけている。
こうなると、双方の対立路線を橋渡しするものがなくなり、政治の混乱は引き続く恐れもある。

2.国内安全保障法、施行延期
3月8日にアビシット首相が、プミポン国王への国内政局の説明に伺った際に、了承を得たようだが、同日から3月23日まで国内安全保障法がバンコクと周辺の県に布告。
UDDの抗議行動が終了しないため、施行地区を狭めて延期。4月6-7日のメコン諸国首脳会議が開かれるホアヒンにも地区を拡大。
治安維持の本部は陸軍11部隊本部におき、アビシット首相も臨時の宿舎としている。

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by tmobkk | 2010-04-01 08:56 | タイの動き | Comments(0)  

PAD幹部52名に召喚状、起訴にはまだ

タイの動き 2009年7月号
目次
1.PAD幹部52名に召喚状、起訴にはまだ追加調査
2.新型インフルの影響
3.7/17-7/23プーケットでASEAN外相会議
4.ミャンマーの米輸出は、昨年の倍増
5.AATコンパクトカー生産に5億ドルで工場建設
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(写真は、通常の空港の風景)


1. PAD幹部12名に召喚状
 昨年のドンムアン、スワンナプーン空港占拠事件で、両地区を管轄する警察は、民主主義民衆連合(PAD)の幹部52名に対して、7/15までに出頭するように命じた。スワンナプーン空港占拠では、現職のカシット外相を含む25人に、内乱罪を含む刑法違反容疑もでている。警察は出頭しない場合は、逮捕状を請求するとしていたが、検察側は7/14、同日予定していたPAD幹部9人の起訴を延期した。30日間、追加の捜査を行うという。
 カシット外相は、就任直後に司法当局の訴追があれば即座に辞任するとしたが、記者会見では辞任を拒否。アビシット首相も、倫理的な試験を受けたとしているが、大臣の辞任は求めないとした。
野党のプアタイ党のスラチャ議員は、世論の60%が外相は辞任すべきとしているのに、支持をしているアビシット首相は大きな間違いを犯していると言明。
 なお、3月のAPEC首脳会議を延期に追いやった赤シャツ軍団、UDD(反独裁民主主義同盟)の幹部はその直後に逮捕されたが、アビシット民主党政権の樹立に力を貸したPADに対する訴追が遅れれば世界的にもダブルスタンダードだと批判を浴びることになり、遅ればせながらも起訴に持ち込む意向を示した状況。


2.新型インフルエンザの影響
 バンコク都は都立学校(435校)、保育所(200所)、職業訓練センター(13校)を7月15日から5日間封鎖すると発表した。政府は全国的な学校閉鎖を検討中である。
 日本大使館からの情報によると、タイ保健省は、新型インフルエンザにより新たに3人の死亡が確認された旨発表(死者数の累計は24人)。大使館の説明では、タイ保健省の発表で感染者数4,057名、死亡者数24名、致死率は0.59%であり、アメリカの例(致死率0.57%(7月10日米疾病対策センターデータより算出))と比べてもほとんど変わりはない。また感染者のほとんどは快復。タイ保健省情報を見ると、死亡者のほとんどは喘息、糖尿病、がんなどの基礎疾患や、高度の肥満や妊娠などのリスクファクターをもっており、また十分な休養をせずに無理をして生活したことが重症化になっている。ただし、今後タイでは季節性インフルエンザ流行のピークを迎え、それと共に今後も新型インフルエンザの感染者数も増加していくと予測されると、注意を喚起している。
たしかに、最近、バンコク市内の官庁、BTS、繁華街でもマスクをする人を多く見かけるようになった。路上でマスクを1枚10THB(約30円)で売っている者もあり、どこまで効果があるか、疑問視をする向きもある。
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(横断歩道も、売り場となる)

3.プーケットでASEAN外相会議
上記7/17-7/23の開催期間中、タイ首相府はプーケットでは治安維持の観点から、国内治安維持法による地域指定をした。3月のAPECでは警察が責任を持つとして、中止に追い込まれたことから今回は軍幹部をトップとする国内治安維持本部が責任を持つことになった。国防省は、期間中のプーケットでのすべてのデモを禁止するとした。このため、いわゆる赤シャツ軍団といわれるタクシン派の反独裁民主主義同盟(UDD)だけではなく、NGOなどのデモ、陳情も受け付けないことになった。

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by tmobkk | 2009-07-16 19:56 | タイの動き  

政治の和解がなるか、PAD政党結成へ

タイの動き 2009年5月号
目次
1.政治の和解がなるか、PAD政党結成へ
2.景気回復の兆しか?
3.アセアン首脳会議、秋に延期か
4.タイでアセアン保険相会議
5.観光業界支援策

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1.政治対立から融和が図られるのか
 -反独裁民主同盟UDD対王政維持の民衆連合PAD)の対立から
4月のタイのお正月(ソンクラン)をはさんでUDD(赤シャツ軍団)の首相府占拠、道路封鎖が解除されたが、その直後4月17日早朝に民主主義のための民衆連合PAD(通称、黄色シャツ軍団)の指導者の一人、ソンテイ氏の命を狙ったテロがあった。数十発の自動小銃の銃弾を受けたが、幸いにも、本人、警備員、運転手とも重傷をおったものの命を取り留め、先月4月25日に退院をした。退院時のソンテイ氏の記者会見で軍人または警官が犯人だと説明をして、PADが目指す「新政治」を望まない軍人、政治家など旧権力勢力だと説明。軍幹部は明確に関係者の関与を否定しているが、元軍人などの所有したマシンガンの可能性もあり、調べると説明。

 PADは、選挙委員会に対して政党結成の届けをだしており、年末または2010年初めの総選挙には候補者の擁立も。
大規模な抗議行動が収まり、ソンクラン前に発令された非常事態宣言が4月24日に終結されたことから、舞台は国会審議に移った。政府は野党も入れて政治和解のための特別委員会を設置して、野党のタクシン派も巻き込んだ議論を展開するとしているが、野党はUDDの主張を放映した衛星TV局の再開要求、ソンクラン騒乱時の軍の弾圧で死者がでたことの解明を求めている。与党内でも、憲法改正を伴う委員会を開催すべきではない、との意見もあった。舞台を国会に移した議論によって政治的な対立が収まるとは誰しも言えない。



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続く
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by tmobkk | 2009-05-18 23:53 | タイの動き  

赤シャツ対保守派

タイの動き 2009年4月号
Happy Songkran! ソンクランおめでとう。
目次
1.赤シャツ対保守派
2.旅行業界、廃業相次ぐ
3.中銀、政策金利引き下げ
4.自動車ショー、予約6%減少
5.インフラ整備に、日本の資金が


1.トンネルの先が見えない 
-民主主義(赤シャツ軍団)対王政維持(保守派)の対立続く、
 2009年3月下旬からタクシン前支持者である独裁追放民主主義同盟UDD(通称、赤シャツ軍団)の首相府周辺での反政府行動がエスカレートしてきた。UDDは、4月8日には2006年のクーデターの黒幕としてプレム枢密院議長の退任、アビシット首相の辞任、国会解散を求めて数万人の支持者を集めて大規模デモを行っている。全国から支持者をバンコクにあつめるほか、北部チェンライ、東北部のノンカイなどの県庁前でもUDDの集会を開いている。
 4月9日の正午から、プレム議長前からデモ隊は戦勝記念塔(アヌサワリ)に活動拠点を移し、タクシン支持者の多いタクシー業界でもアヌサワリへの一般車の出入りを封鎖するなど、バンコク市内の主要道路封鎖を始めている。
 一方、タクシン元首相の子供たち、離婚したとされるポチャマン元夫人なども、4月8日からタイを出国した模様。
 集会には、タクシン元首相がビデオ出演をしており、アビシット政権も海外からのビデオの流入を止めることができない。
 UDDのリーダーは、今週末に開催されるアセアン、プラス3カ国(日本、中国、韓国)の首脳会議が行われるパタヤに抗議行動を移すとの発言もある。
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全国にTVを通じて4/10を臨時の休日と宣言したアビシット首相

 アビシット首相は、首脳会議の準備をしているパタヤから4月9日夕方、急遽、バンコクにもどりTV放送を通じて明日4/10は公共機関を臨時の休日にすると宣言をした。都合で、今年のソンクランは6日間となる。アビシット首相は、平和的な方法で行うデモ行為は民主主義のタイでは容認できるとしている。UDDも今の時点では、実力行使で道路閉鎖を行っているが、これは昨年の民主主義のための民衆連合PAD(通称、黄色シャツ軍団)と同じやり方であると説明。
 週明けにも、UDDの大規模な活動が懸念をされ政治的な対立が収まる兆しは見えない。

(続報)4/11UDDのデモ隊がAPEC首脳会議が開かれるパタヤのホテルに乱入したため、会議は延期となたった。このため、各国の首脳がホテルをヘリコプターや船で脱出するなどして、帰国の途についた。
アビシット首相の治安対策など、課題が残った。また、昨年12月の空港閉鎖に続き、タイの観光、投資への信頼が懸念される。

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上の写真は、パタヤの首脳会議が開かれるホテルの様子(NATION紙のwebsiteから)


2. 旅行業界、廃業相次ぐ 
昨年11-12月の10日間のスワンナプン空港、ドンムアン空港閉鎖によって国内の観光業界は大きな影響を受けている。
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 まず、今年2月にタイ旅行代理店協会ATTAアピチャート会長は業界の40%が4月までに廃業に追い込まれ、8万人を超える従業員が失業する、と説明。政府に支援を要請したが、実際の予算は要求額の10%以下となっている。
4/9付けのBangkok Post紙によると安宿の多いカオサン地区でも100軒以上の閉鎖が相次ぎ、地元のカオサン事業者協会は、ゲストハウスの稼働率が60%を割る状態から地主に家賃値下げを要請をしている。
 タイ観光業協会(FTTA)もUDDに対して、タイの経済にとって何が必要か考慮してほしいとの要望を出したほどである。ATTAのアピチャート会長も、タイ国と観光業界は既にマイナスのイメージが定着した、と述べている。(Bangkok Post)
 タイ観光業界にとって年度後半の観光シーズンに大きな影響が出ないか、懸念をしている。中国と日本からの旅行者は、事態が悪化すればさらにキャンセルが増える可能性もある。北欧からの旅行者も同様である。
 タイー中国友好観光業界のSisdivachr会長は、中国からUDDに関して多くの質問を電話で受けている。「今時点では、旅行のキャンセルが無いが、この先が心配だ。既に、中国からの観光客市場で100億バーツの損失が出ている」

 廃業した日系旅行業界の責任者に聞くと、3つの大きな背景がある。
1)昨年の政情不安、空港閉鎖でタイへの観光客のイメージが大幅に低下した
2)航空市場をリードするタイ国際空港TGが昨年の空港閉鎖によるキャンセルによって航空券の払い戻しを要求しているが、応じてくれない。
3)旅行客が低迷しているため、従来旅行代理店に集客をゆだねていたホテルがHPを通じて大幅な料金値下げを行っており、旅行代理店経由での予約にメリットがなくなってきた。
 このようなことから、旅行業界で生き残るには、相当大きな販売力がないと生き残れない、とのこと。

3.中銀、政策金利引き下げ、史上最低水準に
 タイ中央銀行は、4月8日から政策金利を0.25%引き下げ、年1.25%にした。
 背景としては、政府と金融当局のできる政策を総動員しているのもかかわらず、景気の悪化が予想と上回るペースで進行して、景気下振れのリスクが高いため。特に、内需関連、輸出とも縮小均衡が続いている。また、政策当局はインフレ率の低下もあって経済回復と消費の促すためとしている。(タイ経済4/6)
 タイ商工会議所大学TCCIが実施する、消費者信頼指数も、過去最低の水準となっており、政府が発行した「救国小切手2000THB」もあまり景気回復には役に立っていない。
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写真は、輸出商品がでるレクチャバン港

4.自動車ショー閉幕、予約1.7万台
 3月26日から4月6日まで開催したバンコク国際モーターショーは閉幕した。会期は昨年よりも2日間長かったが、入場者は前年と同様の160万人であった。また、期間中の自動車予約台数は目標17,000台を下回る16,934台(前年比6%減少)であった。
 メーカー別の上位3社は、トヨタ4461台、ホンダ2638台、いすず1769台であった。
 初参加の中国奇瑞188台。その他、中国製で五菱195台、中順100台であった。
 ちなみにマレーシアのプロトン765台(8位)インドのタタ105台であった。
 主催者の発表によると、100万バーツ以上のモデルが全体の60%を占めた。メルセデス・ベンツ800台(7位),BMW、レクサスが300-800万バーツのモデルが予約を伸ばした。(NNA4/9)
タイの国内景気の悪化にもかかわらず、影響を受けない上流社会があることを示しているのではないか。
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プロトン
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中国の奇瑞

5.インフラ整備に、日本の資金が

 タイ政府と日本政府は電車レッドライン(バンコク北部のランシット-中心部バンスーまで26km)のため630億円の円借款を供与することになり、3月30日契約を締結した。タイ側はプラデイット財務副大臣、日本側は小町恭司・駐タイ国日本大使。
 小町大使は、電車プロジェクトの実施で、マクロ経済の活性化に役立つとともに、化石燃料消費と交通渋滞を減らすことができることから「大量輸送システムは、バンコクの環境にとって重要」との発言もあった。(タイ経済4/6)
 なお、昨年3月にもパープルラインの建設費用として、ほぼ同様の条件で資金供与することも決めている。

6.資料提供
 上記のバンコク周辺の大型プロジェクトに関する公開資料が弊社の資料室にあります。
 希望の方があれば、メイルでお名前、住所、電話,emailご記入の上、その旨、ご一報ください。送料実費でお送りいたします。その他、タイ経済に関する資料など、ご要望があれば調査の上、ご報告するサービスも行っております。連絡先 info@tmo.co.th
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by tmobkk | 2009-04-11 09:52 | タイの動き  

バンコクに非常事態宣言

TMOタイの動き 2008年9月号
目次
1.バンコクに9/2非常事態宣言
2.非常事態宣言までの経緯
3.タクシン前首相の英国亡命
4.プミポン国王、世界の富豪番付
5.タイ人とオリンピック金メダル
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(1)バンコクに9/2非常事態宣言
1.サマック首相は9月2日早朝、陸軍司令部において非常事態宣言を発令し、
事態の収拾に入った。根拠は、タクシン首相時代に制定された「仏暦2548年
非常事態における行政命令」による宣言。
サマック首相は8月31日に国王に謁見、軍幹部の人事案件を奏上しただけではなく、
今後の治安維持についても国王の意向を伺ったものと見られる。
国王および軍幹部も平和的な解決を目指したが、万一に備えて非常事態宣言も
準備をしてきた模様。軍部もクーデターをせず、サマックを支持したと証明。

2.原因となったのは、9月2日午前2時、反政府の民主主義のための民衆連合PAD
と親タクシン、サマック政権支持派の反独裁民主主義連合DDDによる対立が激化。
首相府に近い国連センター周辺で死者1名が発生。負傷者は4-50名程度発生。
今まで事態の沈静化を静観していた軍幹部も軍隊を出動させることになった。
その後、PADは首相府の座り込みを継続、政権支持派はバンコクに非常事態宣言が
だされたことから、バンコク都の隣、サムットプラカン県に集結地を変更し待機している。

3.影響は
まず、タイの治安状況についての不安から韓国、台湾、シンガポール、豪州などがタイへの旅行自粛要請が出された。秋口からの観光シーズンへの影響も懸念される。
さらに、タイ経済界から、賛否両論の意見もでている。
「デモや座り込みなど実力行使に、治安当局が公権力を使用するという脅しをかけている」
「外国からの投資家の足が遠のく」
弊社では、やむをえない措置だとみている。むしろ非常事態宣言が出されたことによって、
暴力闘争が沈静化することを期待したい。

(2)非常事態宣言までの経緯
8月19日(火)「在タイ英国大使館前」で、PADタクシン元首相夫妻の身柄引き渡しを求め、集会。
21日(木)「タイ外務省前」でPAD集会デモ。英国に逃亡したタクシン元首相の外交一般旅券の破棄要求。
22日サマック首相はタクシン元首相の身柄引き渡し、外交旅券を破棄する考えがないと明言。
26日(火)深夜よりPAD「タイ国営テレビ局(NBT)」や「政府関連施設」を占拠。サマック首相の辞任要求。
27日(水)タイ刑事裁判所はPADメンバー9人に反逆罪容疑で逮捕状を発行、反逆罪刑罰は死刑もしくは終身刑。逮捕状が出た9人はタイ字経済紙大手プーテャッカーン創業者ソンティ氏、ジャムロン元バンコク都知事
28日(木)夜、PADは同調してストライキに入ったタイ国鉄に加え、タイ国際航空、バンコク水道公社などにもストを呼びかけた。
29日(金)午後、南部プーケット、ハジャイなどの空港入り口でPADメンバーが座り込み空港を閉鎖。
9月2日(火)午前2時、反政府の民主主義のための民衆連合PADと親タクシン、サマック政権支持派の反独裁民主主義連合uDDによる対立が激化。
首相府に近い国連センター周辺で死者1名が発生。負傷者は4-50名程度発生。
今まで事態の沈静化を静観していた軍幹部も軍隊を出動させることになった。
2日(火)午前7時 サマック首相、陸軍本部前で「非常事態宣言」発表。
3日(水)バンコクの公立学校など、3日間の臨時休校。民間企業など、静かな動き。

(3)タクシン前首相の英国亡命
7月31日に日本での特別講演と、8月7日に北京オリンピック開会式に出席をするため裁判所から国外出張の許可を得ていたタクシン前首相とポチャマン夫人は帰国予定の8月10日にバンコクに戻らず、英国のロンドンに逃亡をした。

8月11日にマスコミを通じて発表されたタクシン前首相の声明にタイでは公正な裁判が受けられないこと、自らの生命が脅かされることから避難をするとある。また、現在も王政には忠実なことと、現在すべての情報を明かすことができないこと、いずれ機会があればタイに戻りタイの地に眠りたいとも言及。

これによって、タクシン前首相のタイでの政治生命が終わったこと証明。
政府によって凍結された資産700億バーツ(約2100億円)はいずれ裁判を経て没収される恐れも出てきた。

(4)プミポン国王、世界の富豪番付
米経済誌フォーブス8月22日発表の世界の王族資産番付で、タイのプミポン国王(80)が推定資産350億ドル(約3.8兆円)で1位になった。2007年のタイの名目国内総生産(GDP)は2450億ドル。

フォーブスの王族を除く世界富豪番付でみると、プミポン国王の資産は3位のマイクロソフト創業者ビル・ゲイツ氏(推定資産580億ドル)らに次ぐ世界7位となる。
 プミポン国王はタイ王室財産管理局を通じ、バンコク都内の14平方キロなど全国に膨大な土地を所有するほか、タイ上場企業大手サイアム・セメント (SCC)、サイアム・コマーシャル銀行(SCB)といった企業の大株主でもある。 
 王族資産番付の2位はアラブ首長国連邦(UAE)アブダビのハリーファ首長(60、推定資産230億ドル)、3位はサウジアラビアのアブドラ国王(84、同210億ドル)、4位はブルネイのボルキア国王(62、同200億ドル)だった。
 タイ政府外務省を通じてタイ王室財産管理局は、発表された土地などは国王個人の資産ではないと、この発表に異議を唱えている。

(5)タイ人とオリンピック金メダル
北京五輪で8月10日、重量挙げ女子53キロ級でタイのプラパワディ選手(24)が五輪新記録で、タイに今大会初の金メダルをもたらした。同選手には、タイ政府や民間企業から1500万バーツ以上の報奨金が、そして、五輪記録を打ち立てたことでタイ・オリンピック委員会から100万バーツの賞金が贈られることになっている。合計で1600万バーツ。日本円にして4800万円となる。

(資料 タイ経済、newscrip、BANGKOK POSTなど8-9月の記事およびTMO取材による)
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by tmobkk | 2008-09-04 09:01 | タイの動き | Comments(3)