タイランド4.0とデジタル社会の課題
2018年 09月 03日
タイの動き 2018年9月
(目次)
1. タイの代替エネルギー(水力、太陽光、風力)は
3. バンコクにある水上マーケットを回るには
4. 電気自動車、導入の動き
5. タイランド4.0とデジタル社会の課題(データの盗難)
1. タイの代替エネルギーは
7/22にラオス南部アタプー県の水力発電所の崩壊で、100名を超すラオス人の命が奪われ、いまだに元の村に帰れない住民が多い。事故原因の追究はもとより、タイのエネルギー政策にも影響がある。タイのエネルギー計画(PDP)の2015年版でも周辺国からの電力輸入は現在は7%程度であるが、新しいPDP案が近く発表される中では2036年には20%を輸入に頼る計画である。ラオスの水力発電にいつまでも頼れるのか、課題を残している。
2.タイは王国である
7月27日(金)のアサンハブッチャデイ(仏滅日)、28日(土)のワチラコン国王の誕生日と土曜日と重なり、月曜日が繰り延べ休日になった。8月12日(日)も王妃の誕生日(タイの母の日)も日曜日と重なり13日の月曜日が繰り延べ休日と、7-8月に連休になっている。現在の軍事政権は、民主政党の活動を抑制するとともに、王室の行事を有効に使って、国民の目を王室に向くようにしているとも思えるのであるが。。。
3.バンコクにある水上マーケットを回るには
バンコク都庁は、都内の交通網を道路の整備、鉄道の延伸、水路の活性化など複合的な都市の活計化を考えているようだ。観光振興と休眠土地の再活用による税収増もあるだろう。
その一例としてして、バンコク高架鉄道BTSとその沿線活性化に、運河の再利用も検討している。BTSシーロム線の終着駅であるBangwaからBang Luang水上マーケットまで土曜日、日曜日は運河を使ってゆけるのである。

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▲ by tmobkk | 2018-09-03 08:38 | タイの動き | Comments(0)