米国大統領とタイ

タイの動き2017年2月
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米国大統領とタイ

今月のテーマは次の通り。
1.タイの運輸政策
2.タイのこどもの日
3.米国大統領とタイ経済
4.中国正月とタイ
5.汚職ランキング

1.タイの運輸政策について
1月7日のバンコクポストによると、タイ政府、運輸省も正月早々のロットウとピックアップの衝突で25名は無くなった事故を重く見て、運輸副大臣Mr.Pichitは現在使用中のバンコクと地方を結ぶ6431台あるロットウは乗客の安全性を高めるため今年中に廃止すると発言。政府系の運輸会社が経営する分だけでも他の車種に代わる予定である。運輸省関係者は、他の地域を走る2771台のロットウもミニバスに代わる、と説明をしている。
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2.1月14日はタイではこどもの日であった。
    タイの子供の現状と今後はどうなるのか?2017年のタイの19歳以下の子供たち  
   の人口は1885万人(全体の28%)である。その比率は低下しており、70年56%をピ  
   ーク、80年代51%、2007年には29%に、27年には20%になると推計されている。   
   ちなみに、60歳以上のシニアの比率は、60年代の5%が。2017年に15%となり、
   2027年には23%となる。少子高齢化の国である。

3. タイから見て新しい米国大統領の政策によりプラス面とマイナス    
   面が紹介されている。
1)環太平洋経済パートナーシップ(TPP)
タイは、TPP加盟国に比べて競争力が劣るのではないか、という悲観論は無くなる。これはプラス面。反対に、タイと米国との通商交渉はよりタフな交渉になるのではないか、とみられるマイナス面がある。
2)政治よりも経済優先の政策
タイの民主体制や、人権問題への圧力が薄まるのではないか、というプラス面。マイナス面は、人権や環境問題に関するNGOへの資金援助、支援が減少するというマイナス面がある。
さて、今後、どのような影響が出てくるのか、確認が必要だろう。

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# by tmobkk | 2017-02-04 18:21 | タイの動き | Comments(0)  

プラユット首相、平和な国家への橋渡しができるか

タイの動き2017.1月号
プラユット首相、平和な国家への橋渡しができるか
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2017年、新年明けましておめでとうございます。
2016年はタイではプミポン国王のご崩御という時代の変化を考える大きな出来事がありました。
8月の憲法改正案の信認を経て、2017年には総選挙が予定されています。それまでにプラユット首相は大きな国造りの基礎ができるのでしょうか?汚職撲滅が進んでいるのでしょうか?
TMOは年末、年始にラオスのルアンプラバンに行ってきました。1975年の革命政権樹立までの国王と各国との交流など国立博物館となった王宮を見ると、今まで知らなかった各国との交流が見えてきました。
さて、TMO「タイの動き」2017年1月をご紹介します。

1. 2017年タイの政治スケジュール
2.タイの日系企業で労働争議発生のニュースの裏を読む、(2016.12月)
3.タイランド4.0に向けて、2/15にBOIがセミナー
4.バンコク周辺の鉄道網延伸計画
5.ラオス、ビエンチャンの大改造進む

1.2017年タイの政治スケジュール(想定)
2017.1-6憲法改正と、選挙委員会、政党法など総選挙に向かうための法制準備
2017.7-12 選挙法、政党法が整備されると5か月程度で総選挙に
2017.10 プミポン国王の国葬(崩御1年を目途か)
2017.10以降 新国王の戴冠式
2017.12総選挙

2.タイの日系企業で労働争議発生ニュースの裏を読む
2016.11-12にプラチンブリ県の304工業団地では、日系企業で労働争議は相次いだ、とのニュースが数回、報じられた。実態はどうか、工業団地の関係者に直接、取材をした。
   「団地内では、毎年、年末に来年度の賃金や年末ボーナスに関して労使交渉が行われている
   のは事実である。しかし、情報誌にでた「労働争議」という見出しは事実ではない。
   一部の労働者が、会社に敷地外に出てパフフォーマンスをしたのも事実であるが、争議権を
   確立して行った労働争議ではない。現在の軍事政権では、集団行動が禁止されており、公
   道で5名以上の集会が行われている場合は、警察当局が取り締まりに当たるべきである」
タイで発行される日本語の情報誌の取材源を確認すると、タイ語の新聞から日本語に翻訳して記事にしたもの、英字紙から日本語に翻訳したもがおおく、情報誌そのものが取材記者を抱えて発行している情報誌は少ない。ニュースの取材源を確認することは重要である。


  

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# by tmobkk | 2017-01-06 08:03 | タイの動き | Comments(0)  

新国王、即位へ

タイの動き2016年12月「新国王即位」
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1.12/1新国王、即位
2.国王崩御の影響か、10月の自動車販売は低下
3.METALEX2016は集客10万人に到着えず
4.OVTA労務管理セミナー、コラートで
5.TMOニュージーランドへ

1.12/1新国王、即位
国家立法会議は11/29に緊急会議を開き、ワチラコン皇太子(64歳)の国王即位を了承。12/1に立法議会のポンペット議長が、皇太子に謁見し、立法議会として国王即位を推挙する旨、報告すると皇太子は承諾された。手続き的には、10/13に前の国王崩御に伴い、就任された、ことになる。
(ご経歴)1952年7月28日生まれ。プミポン国王の第2子で、長男。64歳。
チットラダ―校幼稚部を卒業後、英国に留学。ミルフィールド高校卒業後、豪州のキングススクール、ニューサウスウエルズ大学で軍事学を学ぶ。1977年にタイ国軍に仕官。陸軍参謀学校入学。1990年に英国国防学校で学ぶ。現在は、陸海軍の大将だが、国王就任とともに大元帥に。
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2.国王崩御の影響か、10月の売り上げ低下
11/22の国家社会経済開発委員会(NESDB)が今年の経済成長率を3.5%成長から、3.2%成長に見直した。1-9月の平均成長率は3.3%で、主な主導力は非農業、サービス産業がけん引した。農業分野も2015年からのマイナスが、2016年第3四半期にプラスに転じた。来年度にも経済成長は回復するとみているが、主な要因は輸出、観光および個人投資が回復。単月でみると、10月の自動車販売は、6万634台で前年同期比でマイナス10.4%。生産は16万1105台で前年同月比2.59%プラスだが、前月比ではマイナス6.91%になっている。国内販売を補っているのが輸出で10万3192台だがm前年同期比でマイナス7.22%であった。

3.METALEX2016,集客10万人に達せず
11月23日から11月26日まで開催されたMETALEXの会場BITECを訪れた。昨年から会場のBITECが展示場の拡張工事を行い、ソフトオープンであるが、展示場のみ突貫工事で仕上げて公称7万㎡となった。昨年の展示場スペースから45%拡張された。主催者はREEDEX社。最終日の報告を見ると、入場者は90,516人となっている。当初、主催者は10万人は超えると見込んでいたようだが、プミポン国王の崩御の後、各種イベントが自粛ムードの中で苦戦を強いられたようだ。
 
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# by tmobkk | 2016-12-10 15:39 | タイの動き | Comments(0)  

「時代の大きな曲がり角」

タイの動き2016年11月「時代の大きな曲がり角」
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1.国王崩御と国民の哀悼
2.米価、低下を政府が買い上げ制度で
3.2016年9月の輸出は伸びている
4.国王崩御と日系企業の影響(直後の影響は少ないが)
5.米国のトランプ大統領誕生と経済連携

1.国王崩御と国民の哀悼
70年の治世と言えば、タイ国民の大半がプミポン国王の治世下に生まれ育っているため、わずか70歳以上のシニアが前の国王の時代に生まれたわけである。それでも成人するまで、成人してからはプミポン国王の治世を目の当たりにして、国王が示された教えが、人々の暮らしに生かされている。それだけに10月13日の崩御に伴い、ご遺体はシリラート病院から王宮に移されたが、2週間で全国から300万人もの国民が哀悼のため王宮に弔意を表した。アセアン各国の国王、大統領、首相が弔問された。

2.米価の低下と政府の買い上げ制度復活
今年は前半の干ばつで、米作りが減収になるのか、懸念していたが、むしろ2016年の半ばから降雨で、一部は洪水の影響もあった。そこで、米が不足するのか、懸念したが2014-2015年のインラック政権での米買い上げ制度のため、倉庫には米が有り余っていて、価格低下を起こした。現在、政府は2013-2015年のインラック政権が行った米価買い上げ制度で国家財政が大きな損害を受けたことから、インラック元首相を始め、当時の政府関係者に損害請求をしている。一方、プラユット軍事政権でも類似した米価買い上げ制度を導入する。
 

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# by tmobkk | 2016-11-14 07:13 | タイの動き | Comments(0)  

「時代の大きな曲がり角」

タイの動き2016年11月「時代の大きな曲がり角」
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1.国王崩御と国民の哀悼
2.米価、低下を政府が買い上げ制度で
3.2016年9月の輸出は伸びている
4.国王崩御と日系企業の影響(直後の影響は少ないが)
5.米国のトランプ大統領誕生と経済連携

1.国王崩御と国民の哀悼
70年の治世と言えば、タイ国民の大半がプミポン国王の治世下に生まれ育っているため、わずか70歳以上のシニアが前の国王の時代に生まれたわけである。それでも成人するまで、成人してからはプミポン国王の治世を目の当たりにして、国王が示された教えが、人々の暮らしに生かされている。それだけに10月13日の崩御に伴い、ご遺体はシリラート病院から王宮に移されたが、2週間で全国から300万人もの国民が哀悼のため王宮に弔意を表した。アセアン各国の国王、大統領、首相が弔問された。

2.米価の低下と政府の買い上げ制度復活
今年は前半の干ばつで、米作りが減収になるのか、懸念していたが、むしろ2016年の半ばから降雨で、一部は洪水の影響もあった。そこで、米が不足するのか、懸念したが2014-2015年のインラック政権での米買い上げ制度のため、倉庫には米が有り余っていて、価格低下を起こした。現在、政府は2013-2015年のインラック政権が行った米価買い上げ制度で国家財政が大きな損害を受けたことから、インラック元首相を始め、当時の政府関係者に損害請求をしている。一方、プラユット軍事政権でも類似した米価買い上げ制度を導入する。
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# by tmobkk | 2016-11-13 22:20 | タイの動き | Comments(0)