7/3にタイの総選挙
2011年 06月 02日
MOタイの動き2011年6月
目次
1.総選挙、民主党かプアタイ党か
2. 中央銀行、政策金利3%に
3. 不法移民労働者の登録6/15から再開
4.ラオスのメコン河のダム建設に異論
5. カンボジアとの国境紛争、国際裁判に
東日本大地震の被災者にお見舞い申し上げます。
1.7/3にタイの総選挙
タイの総選挙が始まった。30政党の登録があって、各党の比例代表者が首相候補者になる。野党、プアタイ党はタクシン元首相の末妹のジンラック・シナワトラ女子が筆頭。与党、民主党はアビシット・ウエーチャチーワ氏(現首相)
ABCポールでは民主党が優勢とした世論調査を発表したが、ドウシット教育大学の調査によるとプアタイ党がリードしていると報道。
主な選挙公約は次の通り。2011年タイ主要政党の主な選挙公約は次の通り。
政党/民主党 / プアタイ党
基本/国王を元首とする民主主義制度 / 真の民主主義体制の樹立
経済/安定成長 / 高度成長
農業/所得保障、農民所得の25%引き上げ /農民にクレジットカード、債務モラトリアム
労働/最低賃金25%引き上げ /最低賃金300バーツに
(参考:タイ経済5/30など)
2. 中央銀行、政策金利3%に
中銀は6/1、更にインフレ圧力が加わる恐れがあることと現在の金利は低く、経済に打撃を与えないため従来の政策金利0.25%引き上げ3%にした。
その背景として、インフレは第3-4四半期にターゲットの上限(3.00%)を超える見通しがあることと、今年のGDP成長率は予想を4.1%超える見通しだとしている。
(バンコクポスト、ほか各紙)
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# by tmobkk | 2011-06-02 13:30 | タイの動き | Comments(0)