「米中貿易紛争でタイの輸出増加」
2018年 08月 01日
「米中貿易紛争でタイの輸出増加」
タイの動き 2018年8月
(目次)
1. 米中貿易紛争でタイの輸出増加
2. チェンライの洞窟から12名の少年とコーチ無事帰還
3. フルーツ価格下落
4. レムチャバン港、第3期拡張へ
5. 外部人材の活用を
1. 米中貿易紛争でタイの輸出増加
プラチャーチャート・トゥラキット紙によると、タイの米国に対する輸出品目のうち、主要なものが増加傾向にある。タイは、米国と中国間の貿易戦争に対して神経をとがらせている。当局は、タイが中国製品の投棄場になるのではないかとの危惧を抱いている。主な増加品は次の3点。PCおよび部品、17.6%、ゴムおよび加工品16.6%、電子ボード19.0%、逆に減少品はTV▲31.1%、鉄鋼▲3.71%。
2. チェンライの洞窟から12
名の少年とコーチ無事帰還6月23日にチェンライ県の洞窟に入ったまま1週間も行方が不明なサッカーチーム12名の少年と1名のコーチのニュースはタイでは毎日のトップニュースでした。また7月2日に英国から応援に来た洞窟探検の専門ダイバーによって無事と確認されて、世界に報道されました。帰還までの毎日、知事をトップとする救援部隊が連日状況を報道していましたが、これだけ話題になったニュースは映画にもなる見込みです。
3.フルーツ価格下落
価格が低迷するのはパイナップルとココナッツ。原価は1kg4バーツとのことであるが、産地のプラチアブ・キリカン県では6月末で原価を割って2-3バーツ程度で売られている。バンコク市内にくると、小ぶりのパイナップルが3個で50バーツであった。1個15バーツ(50円)程度だから、遠慮なくいただける。背景には、今年は雨に恵まれて5-6月の収穫が増えた。タイ全体で10万トンも収穫が増え、地元はそのうち6万トンほど。これが、産地の価格低迷の背景。
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▲ by tmobkk | 2018-08-01 12:32 | タイの動き | Comments(0)