総選挙に向けての動き始まる

タイの動き(2019.02)総選挙に向けての動き始まる

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1) 2019年の政治と経済の課題

2) 観光客誘致

3) タイ社会の変化、総選挙に向けて

4) マスク売り切れとバンコクの大気汚染

5) EV化への動き

1. 2019年の下院総選挙のスケジュールと経済の課題

2/4-2/8立候補者届け受付、首相候補名簿提出

3/4-3/16 不在者投票、在外投票

3/17 期日前投票

3/24 本投票日

5/9-5/23 選挙結果発表(本投票日から60日以内)

7月上旬 新内閣、発足

従来の内閣は、総選挙が告示された時点で、選挙管理内閣になり、予算執行など限定されたが、今の軍事政権ではその制限がない。

      2.観光客誘致

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   タイ政府は中国を含む21か国の到着ビザの無料化を1月末から4月まで延長。中国正月を挟んでいったん減少した中国人観光客を呼びもどす計画である。同時に国民を対象に2/1-2/15の期間中、2万バーツ以下の買い物でデビッドカードでの買い物を5%の免税措置をとる。タイ国15,000店が対象になっている。景気促進になるのか?

3.タイ社会の変化、総選挙に向けて

バンコク市内の主要道路では、主要政党の看板が見えるようになった。一般国民からアイコンサイアムに集まる上流階級のタイ国民がどの政党が自分たちの意見を代弁するか、これから総選挙まで見極める必要がある。また、一部には投票用紙はお金で買われている、と言われる政治評論家もある。そのような事情から、バンコクよりも北部と東北部で、有権者の票を握れば、500議席の過半数を握り、選挙に勝てるという。しかし、今回の選挙では上院議員250席は現在の軍事政権が指名した関係で、下院ではPPRPが過半数を握れなくても、下院がまとまらない場合は、上下議員が誰に首相を指名するかである。階層ごとの国民を意見を集約するのは、どの党であろうか?タイの社会はどう変わるのであろうか?




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# by tmobkk | 2019-02-03 22:30 | タイの動き | Comments(0)  

1)タイの政治日程2019年

20191月「タイの動き」

タイの政治日程、戴冠式は54

目次 

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1) タイの政治日程 2019

2) 2018年はどんな年だったのか

3) 2019年の経済を見る視点

4) 日本からタイへの輸出の課題

5) タイの観光産業

6) TMOの課題と展望

1) タイの政治日程2019年(2018.1.9修正)

3/24 総選挙(軍事政権よりの政党か、民政移管を主張する政党か)

5/4 戴冠式

5月下旬 選挙結果、最終発表

5月下旬 上院議員、国王に認証提出日

6月  国会開会、予定

その後、上下議長選挙および首相任命

など、今年の前半で、今後の政治の動きが見えてくる。

政治面では、PPRP政党の誕生(プアタイ党から70名、民主党から20名の政治家が移籍、軍事政権より)、政治活動の禁止解除、5年間限りの上院議員指名制、プラユット首相自身が、今ではフルタイムの政治家と認めている。

  2)2018年はどんな年だったのか(十大ニュースから)

    ①タムルアン洞窟から少年が救出 ②プーケットで船転覆、中国人観光客47名死亡

    ③プラユット首相、SNSを開始 ④工業景気信頼感、57か月ぶりに高水準

    ⑤観光客立ち入り禁止、シミラン島、ピピ島 ⑥ドシット動物園、80年の歴史を閉鎖

    ⑦歳末の消費拡大に減税 ⑧EECに投資誘致 ⑨タイが起業に適した国No.1

    ⑩自動車生産、拡大(11月までに199万台)

 



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# by tmobkk | 2019-01-03 15:30 | タイの動き | Comments(0)  

次の総選挙後で首相にふさわしい人(世論調査)

次の総選挙後に首相にふさわしい人(世論調査)

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(目次)

1. 世論調査で、次の首相に期待する人は

2. タイの軍政批判の音楽が

3. アセアンは変わる

4. バンコクの渋滞解消策はあるのか

5. 低所得者向け援助策、追加

1. 世論調査で、次の首相に期待する人は

2011年の総選挙から次の2019年の行われる総選挙まで7年間、投票に行ったことのない若者が700万人もいる。想定される有権者は5000万人である。そのうち、選挙区で選ばれる国会議員は350名。政党別に選ばれる国会議員は150名。この若者が、次の総選挙のカギを握るとみられる。最近の世論調査で、面白い結果があった。ある調査では、スダラット・プアタイ党の選挙委員長が1位。2位はプラユット首相。別の調査では、プラユット首相が1位である。世論調査は、主体と無差別と言いながら選ばれる対象によって異なる結果がでる。

選挙法では一党で過半数が取れない仕組みになった。そのため、プアタイ党は4つの兄弟政党を擁立する動きがある。第1のプアタイ党本体は、党首は警察将軍VirojPao-in、幹事長はPhumtham Wachayachai,選挙戦略委員会の委員長がSudaratKeyuraphanが指導体制。2番目は、元国会議員の2世が幹部となっているThai Raksa Chart 党である。党首はPeechapol Pongpanichは元上院議員のRabiabrat Pongpanichと元内務副大臣Sermsak Pongpanichの息子である。副党首はRupobShinawatra(いうまでもくシナワトラ一家の一人)幹事長は元国会議長を務めたYongyuth Tiyapairatの息子のMitti Tiyapairatである。3番目はPheuChart 党。党首になると予想されるのはSongkram Kitlertpairojで、主な支援者はYongyuth Tiyapairatと赤シャツのリーダーでああったJutuporn Prompan4番目はPheu Tham党で、党首はSompong Amornwiwat 副党首はNalinee Thavisin、幹事長はPongsakorn Unnoppornである。プアタイ党の戦略は250名を選挙により当選させたいが、全国で1党だけでは250名は取れない仕組みのため、連立を考えた。プアタイ党は地盤である北部と東北部。ThaiRaksa Chart党は南部、東部、中央平野部を狙う(参考、バンコクポスト紙)

  

  2.タイの軍政批判の音楽が

 タイで軍事政権を批判する内容のラップが大ヒットを続けている。ミュージックビデオのユーチューブでの視聴回数は11/4午後6時(日本時間午後8時)時点で2800万回を超えた。メンバーらは朝日新聞の取材に、「この国で起きている問題を映し出したかった。聴いた人たちが、これについて語ってくれることを望む」と話した。タイでは2014年5月のクーデター以降、4年以上にわたり軍が実権を握り続けている。歌詞は「議会は兵士たちの遊び場」「4年たっても、まだ選挙がない。自由の国? ふざけるな。首相でさえ軍が選ぶ」と軍政を批判。「自由があるというが、選ぶ権利を与えない」「警察は人々を脅すために法律を使う」などと、軍政下での抑圧的な状況も非難している。現政権としては、苦々しい曲であるが、憲法で表現の自由を認めている関係で、取り締まりは難しいようである(朝日新聞、参考)

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3.国際フォーラム「変わるアセアン」

バンコクポスト紙主催で、国際フォーラムCentara Hotel11/21に開催された。
小生、読者の一人として登録し、セミナーに参加。タイの現政権の工業大臣であり、PPP政党の幹部でもあるMr.Uttama氏が講演後の取材に応じている場面にもであった。30年もカンボジアの政権の中枢を握るフンセン首相息の息子、フン・マニー国会議長はカンボジアの若い世代、IT世代に期待するには教育が重要だと言われた。マレーシアのマハテイール首相が93歳で首相に帰り咲いたことは驚きがあったが、閣僚構成でスポーツ・青年省のラーマン大臣が25歳であることにも驚いた。多分、アジア各国の閣僚では一番若い閣僚であろう。ラーマン大臣はフォーブス誌が選ぶ世界の上位100社のうち会長やCEO45歳以下の企業が多い、ことを指摘。翻ってアジアではどうか?40歳以下の取締役がいる企業はほとんどないのではないか、とも指摘された。今後20年を考えると、若い世代の活躍が重要である。




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# by tmobkk | 2018-12-02 23:55 | タイの動き | Comments(0)  

プラユット首相もソーシャルメデイアを活用

プラユット首相もソーシャルメデイアを活用

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タイの動き 201811

(目次)

1. 工場法を改正

2. 都民の8割近くが借金

3. 二輪の販売台数180万台か?大型は伸びる

4. サイバー・セキュリテイ法案、成立か

5. 首相がソーシャルメデイア活用、選挙目当てか?

6. 10/17 タイ国鉄、バンコク中央駅を中心とする周辺開発の説明会

1. 工場法の改正か

1992年に制定された工場法が、工場の許認可を必要としていたが、更新手続きを簡素化する動きをウッタマ工業相が明らかにした。認可の取得と更新ごとに工業省の職員が正規の手続き費用とは別に金銭を要求することが半ば恒常的に行われてきた。大臣はこうした腐敗を撲滅し、工場経営者の負担を軽減させたいとして、許可更新を廃止したい、と述べた。改正法案が閣議を経て、国家立法議会(NLA)に提出。2019年から施行したい意向。

  

  2.都民の8割近くが借金

    世論調査機関「バーンソムデット・ポール」と消費者財団と共同で実施した調査がで た。8/24-8/28に都民1171人に調査したところ、37.6%が住宅ローン、28.2が自動車ローンを抱えている。また、非合法の高利貸しから借りているのが18.8%、銀行ローンが17%。再建別のトップは商業銀行36.4%、ノンバンク16.7%、高利貸し15.3%。負債額は10万バーツ未満が40%。10-50万バーツが30.6%、50-100万バーツが17.4%、100-300万バーツが8.2%、300-500万バーツが2.7%、それ以上が1.1%であった。53%が支払いを延滞したことがある。負債を抱えている人の22.8%が訴訟沙汰になっている。政府が視野を広げようとしているナノ・ファイナンスの存在は4割近くが知っている。ピコ・ファイナンスに関心があるのは3割ほど。

3.2輪の販売は、今年は180万台

陸運局の新規2輪登録は1-9月の実績で13.6万台(前年比1.6%)で、タイ・ヤマハの推計では業界全体で前年比0.5-1%減の180万台にとどまる見込み。

車種別には、ファミリー車が1.7%増の70万台、AT車が0.6%増の48万台。スポーツ車が15%減の18.5万台。大型バイクが0.1%増の2.4万台。

自家用車の販売が2ケタ台と好調だが、農業所得に影響される2輪車が販売不振である。




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# by tmobkk | 2018-11-21 20:49 | タイの動き | Comments(0)  

新しい政党が発足ープラユット首相が総選挙後も首相を継続か

プラユット首相が総選挙後も首相を継続か

タイの動き 201810

(目次)

1. 9月から始まる公共入札に注目

2.イタリアとタイとの交流は150周年

3.関空閉鎖でタイと大阪便、休止から復活へ

4.バンコクのモニュメントを巡り議論が

. 新しい政党の発足―プラユット首相が総選挙後も首相に

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. 9月から始まる公共入札に注目

 20189月からタイでは大きな公共入札が行われる。1つは、1971年から開発されこれまで産出していたタイ湾のエラワンおよびバンコク天然ガス田の開発・生産の更新時期である。2つ目は、ドンムアンから、スワンナプンを経由してウタパオ空港まで220kmを運行する高速鉄道の開発権である。従来SRTが運航していたエアポートリンクの買収も含む。3つ目は2020年に切れるスワンナプン空港の免税店の更新がどうなるかである。

2.イタリアとタイとの交流は150周年

イタリアとタイとの外交関係は150周年を迎える。日本との関係が昨年130周年を迎えたというが、イタリアとは古い。実はアメリカとタイとの関係も200周年を迎えていた。ペルー提督が鯨油を求めてアメリカ艦隊が太平洋の航路を作るときに、鎖国政策をとっていた徳川幕府に開港を迫ったのもちょうどその時代であった、と考えさせられた。

. 関空一時封鎖とタイ-大阪便、休止から復活へ

台風の影響で滑走路が浸水、連絡橋の事故で関空が孤立化して918日から鉄道が復旧するというニュースを聞いた。ネット族は、対岸との鉄道路線が、大型クレーン船で、撤去されて、新しく付け替えられる映像を流して、日本の技術水準が高いことに関心を示した。




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# by tmobkk | 2018-10-09 01:03 | タイの動き | Comments(0)