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タイの動き2022年2月-物価抑制は有効か

20222月「タイの動き」―物価抑制策は、有効か?

(目次)

クラウド、AIおよびサイバーセキュリテイを軸に、未来社会が見えてこないか?

2)タイとサウジが外交関係修復か?

123日にプラユット首相はサウジの皇太子の招待で現地を訪問した。

この修復の過程には30年もかかった。30年前の宝石盗難をきっかけに両国間の外交関係が冷え切ってから、初めての訪問となる。サウジアラビアは、サウジの王子の宮殿で働いていたタイ人使用人が1989年に2000億ドルもの宝石を盗み出してタイに持ち帰った有名なブルーダイヤモンド事件から、外交関係は冷え切った。相当数の宝石が宮殿の出入りも自由にできたタイ人使用人のクリアンクライが盗み出したが、未だに貴重なブルーダイヤモンドは見つかっていない。この盗難事件はタイでも未解決の大事件の一つであり、タイの警察将軍クラスの幹部も関係し殺害事件も絡む。盗難事件があって1年後に、サウジアラビアの外交官が3人同じ日に殺害された。1か月後、サウジアラビアのビジネスマンで殺害事件の目撃者の一人であったモハマド アル ルワリが2014年の後半に行方不明になった。バンコクにあるラチャダピセーク刑事裁判所は宝石盗難事件と関係した証人のルワリを殺害した罪で1名の高官を含む5人の警官を有罪の判決を下した。宝石の盗難被害の金額が大きかったことと共に、関係するであろう外交官の殺害、ビジネスマンの失踪など、相当な力をもって組織が無いとできないことから、警察の内部の犯行も疑われたのである。






3)タイの物価抑制策は有効か?

スワンヅシットラチャパット大学の世論調査、通称スワンヅシットポールによると、国民の3分の一以上が3か月以上、タイの物価が収まらないとみている。調査は124-27日、対象の1383人は、豚肉、卵、その他の生計費の上昇に関して調査を行った。調査では、どの物価が通常よりの価格が高いと感じるのか、と尋ねると、対象者の92.75%が豚肉と答え、次は食品のデリバリーが74.24%、卵は71.79%、植物油と答えたのは57.07%、最後は鶏肉が56.13%であった。
では、国民としては高い物価にどう対処するか、と尋ねると77.20%は消費行動を節約すうr、66.67%は高い物価の商品を買い控える、57.37%は安い代替品を探す、と答えた。
82.69%という最大多数の回答は、政府の物価抑制策に懸念を示している。47.27%があまり期待をしていない、35.42%は政府の施策に全く期待をしていない、と答えた。一方、少数派であるが15.27%が政府が物価を抑制し、ごくわずかの2.04%が政府を信頼する、と答えている。


by tmobkk | 2022-02-15 15:41 | タイの動き | Comments(0)  

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