タイの貧困層に気配りをするタイ政府

タイの動き2017年6月
―タイの貧困層に気配りをするタイ政府
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1)タイの貧困層に気配りをするタイ政府
2)タイの観光開発、地域開発
3)自動車部品産業と技術革新(5/17のセミナーから)
4)タイの歴史、タイが独立を維持できたのは
5)タイの国際食品展示会THAIFEX(5/31-6/4)から

メルマガMagmag「from bangkok」で5月の毎週、取り上げた課題を中心に「タイの動き」を紹介します。
1)タイの貧困層に気配りをするタイ政府
2017年5月4日のバンコクポストによるとタイ財務省は、年間収入3万バーツ以下の貧困ライン以下で暮らす4百万人の国民に現金支給をする予算を用意している。Bangkok Postによると、5月3日にソムキット副首相、労働省、政府系金融機関の会合で、雇用創出を進めるとともに現金支給の構想が離された模様。すでに、4月3日から政府はe-paymentを進めている。該当する層にはクルンタイ銀行、政府貯蓄銀行、農業農業組合銀行に5月15日までの登録をすることになっている。登録者は1800万人になった模様。
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2)タイの観光開発、地域開発
5月に東部パタヤとサムットソンクラム県のメクロンに行く機会があった。パタヤは久しぶりに1泊。海岸通りは、砂浜が減少して、将来は海岸道路には波が打ち寄せるかもしれない。市街地は、昼の顔と夜の顔が変わる。一方、メクロンはタイ国鉄の終着駅が市場の中を通ることで多くの観光客を集めている。タイ国鉄中央駅ホアランポン駅も100周年を迎えたように、かっては運輸の中心が鉄道であったが、今では歴史の遺産になった。20年後の2037年には、中国の雲南からラオスを通りタイを縦貫する高速鉄道ができ、鉄道が運輸の要になるのであろうか。観光開発とともに地域開発ができるのか?6月4日から、ソムキット副首相の日本訪問では、タイの高速鉄道開発に日本の知恵を生かす協議はなされる見込みである。




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3)自動車部品産業と技術革新(5/17の自動車産業セミナーから)
5/17に開催したサブコンタイランド協賛の自動車産業セミナーの事務局を務めた。部品メーカーの今後の課題は、何だろうか?1つは、絶えず、情報収集を行ってゆくこと。2つ目は、部品に拘らず、自社の技術がどのような分野で生かされるのか、研究開発が必要。3つ目は、どの講師も説明されるように、社員の育成。電気自動車に関しては6/8-6/9に「自動車のモビリテイがどうなるか」という英語でのシンポジウムがBITECで開催される。詳しくは、次のwebsiteからご覧願いたい。http://ubmasianews.com/read/1622/article


4 )タイの歴史、タイが独立を維持できたのは
今年は、日タイ通商条約が締結されて130周年になる。ラマ4世モンクット王(在位1851年 - 1868年)時代、それまでの中国への朝貢外交を取りやめて、欧米との通商を重視した。続く、ラマ5世チュラロンコン王(1968年-1910年)時代も、欧米の列強に挟まれて独立を維持するの苦労をした時期である。当時、日本では、明治維新から日清、日露戦争へと富国強兵を勧めた時期でもある。両国は、帝国主義時代にアジアで独立を維持した国でもあり、通商条約としては対等の条約内容で締結したのである。英仏は直接対立を避けるため、タイを緩衝国としたのであるが、両国の思惑だけではなく、タイ国内の自助努力もあった。ちょうど、タイは日本や欧米の制度と技術を導入し国力充実に努めた時期でもある。
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5)タイの国際食品展示会THAIFEX(5/31-6/4)から
5/31開会式の挨拶で、ソムキット副首相は「タイの食品産業は、240億ドル(860億ドル)を輸出して、世界の食品市場の第5位の規模になる。鶏肉加工、水産部の缶詰、エビの加工、冷凍および食品添加物など、タイほど原材料の豊富なところがない。周辺国への市場拡大、通貨の安定とタイ政府の東部経済回廊(EEC)の下で新しいSカーブ政策により中小企業やスタートアップ企業が将来のタイの主要なビジネス集団になると期待をしている。これらの効果によって、2017年の輸出は260億ドル(902億バーツ)になると期待をされている」と言及された.
(写真は、上から、Thaifex,Pataya、BOI  自動車産業セミナ、IMPACT会場)ー
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by tmobkk | 2017-06-05 06:43 | タイの動き | Comments(0)  

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