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プミポン国王、10月13日崩御、享年88歳

タイ国プミポン国王崩御とその後の動き
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―後継者の国王就任まで摂政が国政の継続を

10月13日タイ国王の崩御されました。心から哀悼の意を表します。
プミポン国王は生前中に王位継承者としてワチラコン皇太子を指名されていました。プラユット首相は、皇太子に面談された際に、国王即位を奏上して、正式な継承を求めたようですが、皇太子は「今は亡くなった国王の服喪の期間であり、国民とともに悲しみをともにしたい。即位は適当な時期まで延ばしてほしい」と返答されたようです(10/15バンコクポスト他)

法務担当のウィサヌー副首相の説明では、王位の継承に空白が生じないように、タイ憲法では摂政を設けることができる。国王が摂政を指名できない場合は、枢密院議長がこれを務める、(例えば、1997年憲法20条)となっています。ただし、枢密院議長と摂政は兼務できない、となっています。そのため、96歳のプレム議長が摂政を務めることになり、新憲法の承認も摂政が署名することになるようです。(10/15バンコクポスト、朝日新聞)






10/16のバンコクポストのwebsiteによると、政府報道官のサンサーン陸軍少将は、2017年に予定されている総選挙は予定通り行われること。国政は空白が生じることができない、と説明しています。10/16に経済、治安、外交の各国政関係者が、国民が哀悼の意を表していることなど、国内外の国王崩御の影響について意見交換した会議後の報道です。報道官の説明では、「定例の閣僚会議は火曜日、10月18日に開催されること。首相は、会議ですべての政府関係者に悲しみがあるものの、自分たちの責務を忘れてはならない。悲しむことはできるが、国を愛することを忘れてはいけない」との発言の紹介。報道官はヴィサヌ―副首相が(プラユット首相が説明した)国政のロードマップは変更がない(つまり、2017年末に予定されている総選挙までの行程)、立法議会はこれまで通り、立法作業を行う、と説明。
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一方、報道官は「ある政府関係者が国王の写真を公共や民間の事務所、家庭から撤去せよとの命令を出した、ということを根も葉もないうわさだと否定。たしかに、祝日などに国王の旗を降ろすことは指示通り。同時に、多くの国民は、おそらく経済的な理由で黒や白の喪服が見つけることができない場合、派手でなく、目立たないプレーンでシンプルな服装を着用すればよい。その場合、黒または白のリボンをつければよい」と補足された。

10/16日曜日は昼前からの雨にもかかわらず、王宮に安置されてる国王の遺体にお参りする喪服の国民の行列を各報道で紹介されています。崩御から1週間、一般国民が王宮に参拝できます。大規模商業施設や百貨店に行くと、入り口に、国王の写真とともに、記帳するノートがおかれてあります。衣料品売り場を始め各売り場とも喪服姿、また黒色を着用したお客が大半で、衣料品は黒が主体に、目立たないプレーンな服、靴などが売れています。政府関係者が1年間の服喪期間、一般は任意だとしながらも1か月が遊興を避けるようにと政府が指導をしていますので、しばらくはタイ国民は黒色の衣装を着用することなっているでしょう。合掌(2016.10.16)

by tmobkk | 2016-10-18 08:22 | タイの動き | Comments(0)  

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