日本から見たタイの政治と、現地のとらえ方(2-2)

(質問4)では、日本人から見ればどう考えればよいのでしょうか?
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(回答4)
タイの政治的な混乱はバンコクの、しかも一部限定された地域での出来事で、短期間の滞在では、問題が無いと見ています。東北や北部では、現政権の支持者が圧倒的に多く、彼らからすれば、反政府運動すら、政権を危うくする原因です。
旅行者や外人である皆様がそもそもそのような反政府デモが押し寄せる政府の建物に近づく理由はありませんし、当方も案内するつもりもありません。

2006.9の無血クーデターですら、バンコクの周辺部や地方に出るとまったく平穏でした。
このあたりの日本での報道とタイ国民の温度差が相当あると思います。
しかも、12/5は国王の誕生日でその前には、一時平穏に戻りました。つまり、反政府運動といっても現政権には不服従だが、国王は崇敬の対象なのです。
日本では心配をされますが、外国人にまで危害を加えるような「内乱」ではありません。
この点の、落ち着いた、デモ隊の行動している地区も冷静にご確認をされて、客観的なご判断をお願いいたします。
参考
http://www.thailand-business-news.com


(質問5)次に、日本からタイに主張する計画を取りやめるべきでしょうか?
(回答5)
もしタイに短期滞在をされるのであれば、市内中心部に予定されたホテルを周辺部に変更されるなどの対応でもあれば良い、と思っています。
市内中心部のホテルそのものは治安が大丈夫ですが、空港との往復でデモ隊による渋滞の恐れがあると懸念されると、BTS沿線ではPrakanong駅前のJasmin ResortかBTSのUdomsuk駅から4kmほど空港よりにあるNOVOTEL BANGNAなど、も候補でしょう。

外国からは大きく騒がれていますが、デモの観察をしている限りでは動員数は大きいものの、それが建物、車などを襲ったりする暴動ではない、静かな行進が続いている現状でした。もちろん、群衆を警察や軍が抑え込むカンボジアやエジプトのようにデモが暴動になって流血にならない、という
保証はありませんが、そもそも我々がそのようなリスクがあるところに行く必要が無いのです。
報道関係者はその動きを写真や映像で内外の新聞やTVに紹介するのが商売ですからなおさら大きく掻き立てたい、という心理が働きますね。
今の時点では、タイ出張を取りやめるまでには至らない、と見ています。





(質問6)では、今後、最新の情報をどのように収集すべきでしょうか?
(回答6)
政権側、プアタイ党と反政府運動の中間に立つのが軍部です。ます、軍の動きを注意すべきでしょう。
あまり目立たない動きですが、クーデターを引き起こすためにステープ氏が動いている、と政権側の報道官は見ています。2006.9のクーデターでは数千万バーツの資金が、主導者に集まったとも噂されます。クーデターを起こす、軍部ですら資金がいるのです。

現地の日本大使館情報も重要ですが、今までの騒動時の各国の大使館が情報発信をした内容と比べると、日本大使館が出す情報は、まず安全第一です。
混乱の中心に行くならともかく、ビジネスで、反政府運動の対象にならない地区、会社との商談には影響がない、と見るべきでしょう。もしあったとしても、渋滞にあうなど移動に予想以上の時間がかかる、恐れはあります。

現地の英字新聞などwebsiteのニュースを追ってゆけば良いでしょう。
日経の新聞情報は、現地の新聞の翻訳か、現地スタッフの取材といっても一方的な情報で、裏を取っていない場合があり、誤報も場合すらあります。そのような情勢を14年在タイする小生から1/17に直接、御社に伺いご説明ができればと考えております。

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併せてご覧いただけると、タイの動きが理解できると思います。
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by tmobkk | 2014-01-09 08:56 | タイの動き | Comments(0)  

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