TMO タイの動き2023年1月
2023年 03月 15日
(目次)
1.2023年は政治の年(総選挙は4月か)
2.景気回復も、世界経済次第
3.物価上昇とウクライナ情勢
4.タイはEVCar(電動自動車)生産の拠点になるか
5. 観光客が2000万人に届くか
(内容)
1.2023年は政治の年;プラユット首相の任期問題は、2022年9月30日の憲法裁判所の判決で、新憲法開始から換算して2025年までと期限が限られた。同時に、今の国会議員の任期は2023年4月に終わることことから、既に総選挙の前哨戦は始まっている。
まず、プラユット首相自身は、12月23日に新政党のルアムタイ・サンチャート党(英文UnitedThai Nation)への入党を表明した。同党は21年3月設立で、予てからプラユット首相を総選挙では首班指名候補とすると説明をしてきた。地元紙によると、これで他党に所属の40名の議員が同党に移ると見られている。
2.景気回復も世界経済次第;タイからの輸出と、年度後半に門徒開放をしたことから外国人の観光客は1100万人となった。国内の個人消費、民間投資は、2023年は何処まで続くか、である。タイ商工会議所大学の経済予測では、23年ンぼ経済成長は3.6%とみている。これは、世界貿易が2.5%増、輸出入は輸出が1.2%、輸入は2.2%増とみているが、民間投資は22年の4%が3.2%増に低下するとみている。タイ経済を支えるのは、コロナ感染状況の改善、民間投資の回復、外国人観光客の増加、農業所得の拡大、総選挙による資金循環の改善などが期待されている。総選挙では、400億バーツの支出を生み出し、経済成長を押し上げると期待されている。
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# by tmobkk | 2023-03-15 21:39 | タイの動き | Comments(0)