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5月後半に事態の変化が起こる可能性も

昨日の非常事態宣言について、友人からの情報を紹介すると
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「憲法は停止してないので、クーデターではないが、軍が治安維持の全権を掌握したために、半分クーデターといえる。100年前の法律が残っていて、戒厳令は軍が独自に布告できることになっている。戒厳令は国王勅令なしには解除できない。
そもそも民主主義に反するという見方はおいとくとしても、軍司令部だけで矢継ぎ早に命令を出しており、手続き的には違憲であるとの指摘も。
全事務次官を軍司令部に呼び出すなど、半分政権を乗っ取っている。
今後の動きで注目されるのは上院議員の非選出議員(任命制による議員。元官僚が多い)の首相を推す動き。暫定首相(与党、貢献党出身)は辞任反対しているが、軍の後ろ盾で国王が緊急事態に首相を指名できる憲法7条を適用し易い状況になったのは確か。
しかし、誰もがプレーヤーになっている状況で、中立の首相をたてるのは不可能に近い。タクシン派もある程度納得できる解決策を打ち出さないと持たない。長くて1年。先はまだ暗いが、当面の打開策として、早くて今週末、来週には更に事態が動くのでは」(Y)、との情報もあります。
(写真は2013.12.22反政府運動が戦勝記念等周辺を取り巻いた時期)

by tmobkk | 2014-05-21 11:12 | タイの動き | Comments(0)  

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